三井寺と天智天皇陵三井寺って知っていますか。ここへ引っ越してくるまで、和歌山の紀三井寺の近くに住んでいたので紀三井寺は知っていたのですが、実は紀州にある三井寺で紀三井寺とはちっとも知らなかったのです。 お恥ずかしい次第ですp(´⌒`。q) グスン。 というわけで、滋賀の三井寺はどうしても行ってみたいお寺の一つでした。 大津歴史博物館の直ぐ近くにあるのです。 三井寺は園城寺というのが本当の名前なのだそうです。 天台寺門宗の総本山で日本四箇寺の一つです。 天智、弘文、天武天皇の勅願により弘文天皇の皇子・大友与多王が建立されたのだそうです。 俗に三井寺と呼ばれるのは、天智・天武・持統天皇の産湯に用いられた霊泉があり「御井(みい)の寺)と呼ばれていて、後に法水に用いられたことに由来しているのだそうです。 大晦日の除夜の鐘で有名な三井の晩鐘もありました。 この鐘は弁慶が引き釣り上げたという伝説もあります。 そのお話はこうです。 昔、俵藤太秀郷が三上山の百足退治のお礼に竜宮から持ち帰った鐘を三井寺に寄進したのだそうです。 その後、延暦寺との争いで弁慶が奪って比叡山へ引き摺り上げて見ると、 “イノー・イノー”(関西弁で帰りたい)と響いたので弁慶は「そんなに三井寺へ帰りたいのか!」と怒って、鐘を谷底へ投げ捨ててしまったのだそうです。 その時のものと思われる破目などがが今でも残っているのだそうです。 この三井の晩鐘のそばに、茶店がありました。 そして、その茶店は『弁慶の力餅』がおいしいので有名なのだそうです。 早速私も食べてみることにしました。 抹茶味で、とても柔らかくて本当においしかったです。 そのあと、三重塔の横を通り、観音堂の方へ行ってみました。 観音堂は山のほうにあり、琵琶湖が眺望できとても見晴らしがとてもいいのです。 観音堂の横に観月舞台というのがありました。 ここで、舞楽などをおこなうこともあり明治天皇や昭和天皇も見に来られたそうです。 さて、名残惜しくはありますが三井寺も後にし、最後の目的地天智天皇陵へ向かいました。 途中の琵琶湖疎水沿いの桜はとても綺麗でした。 この続きは次回とさせていただきます。 |